獣医師解説!猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧

    ロイヤルカナンのフードは種類が多いし、パッケージや製品名がリニューアルされてよくわからない・・・

    肝臓や消化器(胃、腸)に優しいご飯はあるの?ロイヤルカナンのどれをあげたらいいの・・・

    本記事では、猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアルについてお話しします。

    • 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
    • 検査してくれなかった...
    • 病院ではよくわからなかった...
    • 病院では質問しづらかった...
    • 混乱してうまく理解できなかった...
    • もっと詳しく知りたい!
    • 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
    • 治療しているけど治らない
    • 予防できるの?
    • 麻酔をかけなくて治療できるの?
    • 高齢だから治療ができないと言われた

    もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていたという事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?

    ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。

    中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。

    ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、 情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、 その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。

    例えば...

    • 人に移るの?
    • 治る病気なの?
    • 危ない状態なのか?
    • 治療してしっかり治る?

    これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?

    結論から言うと、早期の段階から対応することで、症状が出るまでの期間を延ばす目的で食事療法が使われます。

    この記事は、猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアルが気になる飼い主向けです。

    この記事を読めば、猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧がわかります。

    限りなく網羅的にまとめましたので、猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧について詳しく知りたい飼い主は、是非ご覧ください。

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    ✔︎本記事の信憑性

    この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。

    今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。

    臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!

    記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

    » 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】や詳しい実績はこちら!

    ✔︎本記事の内容

    獣医師解説!猫の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧

    猫の消化器サポートドライ

    現行品新製品名/新パッケージ特徴

    消化器サポートドライ

    規格:500g・2kg

    消化器サポートドライ

    規格:500g・2kg

    原産国:フランス

    代謝エネルギー:409kcal/100g

    猫用 消化器サポートは、消化器疾患(代表的な症状は嘔吐、下痢、軟便など)の猫や栄養要求の高まっている猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

    この食事は、消化性が高い原材料を使用し、少ない食事量でも必要なカロリーや栄養素が充分に摂取できるように調整されています。

    また、健康的な腸内細菌バランスに配慮して可溶性食物繊維(サイリウム、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖)を配合しています。

    ・パッケージデザイン

    ・レシピマイナー変更

    【高消化性】消化管の健康維持に配慮して高消化性に設計。さらにプレバイオティクスを含む複数の食物繊維をバランスよく配合。

    【高エネルギー】消化管への負担に配慮し、少ない食事量でも必要なエネルギーを摂取できるよう、高エネルギーに調整。

    【高嗜好性】消化器疾患の猫の食欲低下に配慮し、高嗜好性に設計。

    猫の消化器サポート 可溶性繊維ドライ

    現行品新製品名/新パッケージ特徴

    消化器サポート 可溶性繊維ドライ

    規格:500g・2kg・4kg

    消化器サポート 可溶性繊維ドライ

    規格:500g・2kg・4kg

    原産国:フランス

    代謝エネルギー:391kcal/100g

    猫用 消化器サポート 可溶性繊維は、便秘などの消化器疾患を呈する猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

    この食事は、高消化性の原材料を使用し、可溶性食物繊維の含有量を適切に調整しています。

    ・パッケージデザイン

    ・レシピマイナー変更

    【高消化性】消化管の健康維持に配慮して高消化性に設計。さらにプレバイオティクスを含む複数の食物繊維をバランスよく配合。

    【健康的な腸管内輸送】便秘に配慮してサイリウムなどの可溶性食物繊維を豊富に配合。

    【適切なエネルギー量】健康的な体重維持に配慮し、適切なエネルギー量に調整。

    肝臓サポート ドライ

    現行品新製品名/新パッケージ特徴

    肝臓サポート ドライ

    規格:500g・2kg

    肝臓サポート ドライ

    規格:500g・2kg

    原産国:フランス

    代謝エネルギー:413kcal/100g

    猫用 肝臓サポートは、肝疾患や胆管疾患の猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

    この食事は、とくに消化性の高いタンパク質を使用して含有量を調整し、また銅の含有量を制限し、充分なカロリーを摂取できるようにカロリー密度を高めています。

    ・パッケージデザイン

    ・レシピマイナー変更

    【タンパク質調整】肝不全の症状に配慮し、高消化性のタンパク質を適切な量で配合。

    【銅制限】肝細胞内の銅蓄積に配慮し、銅含有量を制限。

    【高エネルギー】消化管への負担に配慮し、少ない食事量でも必要なエネルギーを摂取できるよう、高エネルギーに調整。

    退院サポート ウェット 缶

    現行品新製品名/新パッケージ特徴

    退院サポート ウェット 缶

    規格:195g

    退院サポート ウェット 缶

    規格:195g

    原産国:オーストリア

    120kcal/100g

    栄養要求が高まっている犬・猫のために

    犬・猫用 退院サポートは、疾病回復期、手術後などの栄養要求が高まっている犬や猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

    この食事は、カロリー含有量を高め、各栄養素を強化しています。

    ・パッケージデザイン

    ・レシピマイナー変更

    高エネルギー

    少ない食事量でも必要なエネルギーを摂取できるよう、カロリー密度を調整。

    チューブフィーディング

    重症例や自発的な摂食が困難な症例に対する経腸栄養に適したやわらかい形状(ソフトタイプ)。

    高嗜好性

    食欲低下に配慮し、高嗜好性に設計。

    抗活性酸素物質カクテル

    健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質(ビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテイン)を配合。

    正しいフードの切り替え方

    フードの種類を変える場合は1週間かけて徐々に慣らしていくようにしてください。

    日にち 旧フード量 新フードの量
    1-2日目 75% 25%
    3-4日目 50% 50%
    5-6日目 25% 75%
    7日目 0% 100%

    フードを変えたばかりは、残してしまったり、好き嫌いがあるかもしれません。

    その場合はふりかけやササミの汁、カボチャ、さつまいもを混ぜる、電子レンジで温めることも匂いでご飯を感じる犬にとっては有効です。

    ドライフードとウェットフードどっちが良いの?

    ドライフードとウェットフード、それぞれに良いところがあります。

    ドライフードのメリット

    • 長期の保存ができ、扱いやすい
    • 歯石がつきにくい(と言われている)
    • 扱いやすいのは断然ドライフードです。

    保存もききますし、歯石がつきにくいのも良いですよね。

    ウェットフードのメリット

    • 水分含有量が多く、食事から水分補給ができる
    • 満腹感が得られやすい
    • 食事から水分を取れることがウェットフードの1番のメリットです。

    健康診断

    簡単な検査をこまめに行うことで病気の早期発見につながるケースも…

    ◎聴診→心雑音の有無→心臓病

    ◎尿検査→尿比重(低比重尿)・尿タンパク→LUTD、初期の腎臓病

    ビリルビン→肝疾患

    潜血・尿pH(亜硝酸塩:細菌感染)→LUTD、腎疾患

    尿糖→糖尿病、腎疾患

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    no dogs & cats no lifeをモットーに、現役獣医師が、科学的根拠に基づいた犬と猫の病気に対する正しい知識を発信していきます。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。

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