獣医師解説!犬や猫の発作・てんかん・痙攣〜分類、原因、症状、治療方法〜

愛犬や愛猫の発作・てんかん・痙攣が起きたので病院に連れて行ったけど、

  • 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
  • 検査してくれなかった...
  • 病院ではよくわからなかった...
  • 病院では質問しづらかった...
  • 混乱してうまく理解できなかった...
  • もっと詳しく知りたい!
  • 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
  • 治療しているけど治らない
  • 予防できるの?
  • 麻酔をかけなくて治療できるの?
  • 高齢だから治療ができないと言われた

もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていた

という事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?

ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。

中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。

ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、

情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、

その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。

例えば...

  • 人に移るの?
  • 治る病気なの?
  • 危ない状態なのか?
  • 治療してしっかり治る?

これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?

厳密にうと、発作、てんかん、痙攣は異なります。

発作とはその症状が突発して間も無くおさまることで、一時的に起こる病気の症状のことです。

痙攣とは?癲癇とは?

結論から言うと、発作にはてんかん発作と非てんかん発作があります。

てんかん発作はさらに症候性、特発性、潜在性に分かれます。

てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮することによって起こる「発作」を繰り返すもので、単一の病気ではなく症候群です。

脳や神経の病気の症状の1つとしててんかんが起こる場合もあるし、てんかん発作が唯一の症状である病気もあります。

痙攣とは発作的に起こる手足や体の筋肉の不随意な収縮をさします。

筋収縮は、全身に出るものから一部に止まるものまで 様々です。

痙攣発現の原因となる部位は、脳のほか、脊髄、末梢神経、筋肉といろいろです。

痙攣が起こる病気はてんかん以外にもたくさんあります。

脳疾患はもちろんのこと、低血糖などの代謝性疾患、内分泌疾患、低酸素症、肝性脳症、尿毒症性脳症、薬物中毒など様々な病気がけいれんを起こします。

てんかんは、種々の原因により脳の神経細胞に異常な興奮が起こり、発作性あるいは周期性で発作を繰り返す病態を示します。

この場合の発作は、顔面、手足や体の筋肉が強直したりガクガクと震える痙攣から、突然意識を失ったり、音や光を感じるものまで様々な型があります。

つまり、痙攣は発生源を問わず手足、体の筋肉に起こる不随意な収縮を指すのに対し、

てんかん発作は一時的な脳の機能障害で起こるものですから、けいれん以外にも様々な神経症状が「発作」としてみられます。

この記事では、愛犬や愛猫の発作・てんかん・痙攣の理由ついて、その理由をアカデミックな面からまとめました。

この記事を読めば、愛犬や愛猫の発作・てんかん・痙攣の原因、症状、治療法がわかります。

限りなく網羅的にまとめましたので、ご自宅の愛犬や愛猫の発作・てんかん・痙攣の理由を知りたい飼い主は、是非ご覧ください。

✔︎本記事の信憑性

この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、
論文発表や学会での表彰経験もあります。

今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。

臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!

記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

» 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】

✔︎本記事の内容

獣医師解説!犬や猫の全身性発作

犬や猫の発作とは?どういう状態?

犬や猫の発作とは?どういう状態?

◎てんかん発作

大脳皮質で異常な神経活動が過剰に発生し、それにより中枢神経機能が発作性、一過性の障害を受けて臨床的に意識消失および全身的痙攣を発現した症状

◎非てんかん発作

  • 睡眠発作(ナルコレプシー):刺激によって誘発される急性の睡眠の開始が特徴
  • 脱力発作(カタプレキシー):意識の喪失を伴わない突然の筋力低下で、運動神経の抑制のみであることが特徴である。しばしばナルコレプシーに伴う。

犬や猫の全身性発作の分類と問題点

犬や猫の全身性発作の分類と問題点

◎状態による分類

① 硬直性痙攣

筋肉の収縮が長く続き、こわばった状態になります。

体幹、四肢は強く屈曲または伸展したまま動かない。

② 間代性痙攣

筋肉が収縮と弛緩を規則的に交互に反復します。

四肢は伸展と屈曲を交互に繰り返します(肢の遊泳運動、咬む動作)

③硬直性間代性痙攣:上記①②が合併した痙攣
▶てんかん重積状態(Status epilepsy):痙攣が停止することなく2回以上の発作が続いて起こるか、1回の発作が30分以上続きます。
▶群発発作(Cluster epilepsy):24時間以内に2回以上のてんかんがみられます。

◎てんかん発作の原因からみた分類

・症候性てんかん(構造性、代謝性)
・特発性てんかん
・潜在性てんかん

犬や猫の全身性発作の病理発生

犬や猫の全身性発作の病理発生

◎症候性てんかん

  • 原因が特定できるもの:特定できれば原疾患名で呼びます。
  • 構造性:脳損傷の結果として生じます。大脳の解剖学的異常では再発性発作を起こします。
  • 代謝性:脳に対する不可逆的損傷で、代謝異常が改善されれば発作は再発しません。

◎特発性てんかん

  • 臨床的にも病理的にも頭蓋内病変が確認されず、原因不明の発作を繰り返します。
  • 遺伝性の可能性も考えられます。

◎潜在性(推定症候性)てんかん

  • 原因を調べた結果、特定できないが症候性を強く疑う発作
  • 画像診断上異常がないが、過去の頭部外傷がきっかけになっていると思われる発作
  • 脳炎後数ヵ月から数年で発現する発作
  • 麻酔後の脳の低酸素症や血管障害によると思われる発作
  • 出生時外傷によると思われる発作

犬や猫の全身性発作の対症療法

犬や猫の全身性発作の対症療法

てんかん発作の治療は、できる限り原因を特定しそれに対する治療を行います。

徴候そのものに対する治療は抗てんかん薬の投与で、有害作用を最小限として、発作の頻度、持続時間を軽減します。

◎治療開始時期の目安

上記の発作が認められた場合でも全てにおいて治療が必要というわけではありません。

  • 確認できる頭蓋内疾患が存在する
  • てんかん重積が認められる
  • 重度または長時間の発作後効果が認められる(長時間の視覚消失と攻撃的行動)
  • 4~6週間に2回以上の発作が個別に起こる
  • 8週間に2回以上の群発発作が起こる

◎てんかん発作に対する対症療法

フェノバルビタール

フェノバール フェノバルビタール

・犬猫での第一選択薬です。
・奏功性が高いです。
・初期投与量:2.5mg/kg、PO、1日2回

・有効血中濃度:20~40µg/mL(犬)、10~20µg/mL(猫)
▶定常状態到達まで10~14日かかります。
▶犬猫ともに35µg/mL以上では肝毒性の危険性が高いです。

・有効血中濃度の監視:投薬直前の血液検査で監視します(最低血中濃度を把握する)。
▶投薬開始後14,45,90,180日後、以降6ヵ月ごと
▶投与量は血中濃度により決定します。

・肝酵素誘導作用(チトクロームP450増加)による自身および他剤の代謝を促進します。
▶フェノバルビタールが作用を減弱する薬物(クロラムフェニコール、コルチコステロイド、ドキシサイクリン、ジゴキシン、ゾニサミドなど)

・有害作用
▶投与開始初期に鎮静、運動失調、多飲多尿、多食
▶肝毒性
▶骨髄抑制(犬)

1~2ヵ月にわたって最低血清フェノバルビタール濃度が30µg/mLで維持されているにもかかわらず発作の数と激しさが改善しない場合は第二の抗てんかん薬の追加投与を考慮します。

臭化カリウム

臭化カリウム臭化カリウム

・一般的に犬の第二選択薬
・猫には使用できません:約1/3に喘息様の症状を認めます。
・フェノバルビタールと併用するか単剤投与
・フェノバルビタールと相乗効果

・初期投与量
▶30mg/kg(フェノバルビタールと併用時)、PO、1日1回
▶40mg/kg(単剤投与時)、PO、1日1回

・有効血中濃度
▶1,500~2,500µg/mL(フェノバルビタールと併用時)
▶2,000~3,000µg/mL(単剤投与時)
▶定常状態到達まで100~200日かかります。
▶有効血中濃度の監視:投薬開始後30、90日後、以降6ヵ月ごと

・有害作用
▶沈うつ・運動失調(一時的)
▶消化器症状
▶猫:喘息様呼吸器症状(猫における臭化カリウム投与は厳重に注意する)

ゾニサミド

エクセグラン エクセグラン コンセーブコンセーブ

イヌ用(コンセーブ®)
ヒト用(エクセブラン®)

1888年にヒト用で日本で発売された薬剤(エクセグラン®)です。

2000年に入りアメリカでイヌに使用したところ、抗てんかん薬として高い評価を得て、その後日本でも使用するようになりました。

大脳ニューロンの興奮ニューロンを抑える作用が主な作用です。

2014 年イヌ用(コンセーブ®、エピレス®)が日本から販売され、その後の抗てんかん薬はこの薬剤を中心に使用されています。

コンセーブ®は日本で作られた唯一の抗てんかん薬です。

現在はファーストライン(第1次選択薬)として使用されています。

この薬剤の利点は、過去に使用してきたフェノバルビタールと同等の効果を持ち、なおかつ副作用がほとんど認められないことが最大の利点となります。

裸錠で砕いて使用も可能です。

エピレス®はメープルシロップが含有されており嗜好性が良い点が特徴です。

特発性(強直間代けいれん発作)、焦点性の発作をすべてに効能を示します。

この薬剤の特徴は副作用が少なく、4-5日投与で血液中のゾニサミド濃度が治療域になるケースが多い点です。(抗てんかん薬は薬物半減期×5で定常状態になります。)

・比較的新しい抗てんかん薬
・難治性てんかんにも効果があります。
・初期投与量:5~10mg/kg/日、PO、分割して1日2~3回

・有効血中濃度:10~40µg/mL
▶定常状態到達まで3~4日(フェノバルビタールと併用時2~3日)かかる。
▶有効血中濃度の監視:投与開始4日以降

・有害作用
▶鎮静
▶運動失調
▶食欲不振

ゾニサミド(Zonisep)25mg
ゾニサミド

ゾニセップは、抗てんかん薬です。犬のてんかんの部分発作から全般発作まで幅広い発作のコントロールが可能です。

ゾニセップは、脳の神経の過剰な興奮を抑えて、発作(けいれん、意識消失など)を抑える薬です。

ゾニセップに含有されている有効成分のゾニサミドは、脳の神経の過剰な興奮を抑制し、刺激を周囲に伝わりにくくします。

薬の血漿中濃度が投与開始約5日後に最大効果を発揮する血中濃度に達するため、効果の発現が早いのが特徴です。

商品名 ゾニサミド(Zonisep)25mg

商品名(EN) Zonisep25

内容量 1箱50カプセル

投与量
通常ゾニサミドとして、初回投与量は、体重1kg当たり、2.5~5mgを1回量とし、1日2回、およそ12時間間隔で経口投与します。
以後、臨床徴候により必要に応じて漸増します。
なお増量後の用量は、通常10mg/kg/回までとします。

ジアゼパム

ダイアップ 坐薬 ダイアップ 坐薬 ダイアップ 坐薬

・猫でのフェノバルビタールの代用薬として使用
・犬では1~2週間で抗痙攣作用に対する耐性が発現するため使用が限られます。
・初期投与量:0.5~1.0mg/kg、PO、1日2~3回
・有効血中濃度:200~500µg/mL

ジアゼパムはベンゾジアゼピン系薬剤に属します。

ヒトでは長時間効能を示しますが、犬では速効性のある短時間作用型の薬剤です。

そのためてんかんの維持使用は不向きです。

てんかんで痙攣がおきている場合のみとして有効な薬剤です。

犬で長期的に連続使用をすると、耐性ができやすく効果がなくなっていくことががわかっています。

動物病院では注射液の使用が多いですが、坐薬があり(写真)発作時に自宅で入れてもらうことでも利用できます。

またジアゼパムをこれまで多く使用している犬は、他の抗痙攣作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤を使用します。(ミダゾラム、フルニトロゼパム)

・有害作用
▶鎮静
▶肝壊死(投薬開始5日目で肝酵素値を監視し、異常がなければ継続可能)

ガバペンチン

ガバペンチン ガバペンチン

・ガンマアミノ酪酸(GABA)の構造類似体で、肝障害をもつ動物の発作のコントロールに役立ちます。
・初期投与量:30~60mg/kg/日、PO、分割して1日2~3回
・有効血中濃度:4~16µg/mL
▶1日で定常状態に達成します。
▶有効血中濃度の監視:血清濃度の監視は不要とされます。

・有害作用
▶鎮静
▶食欲増進
▶後肢の運送失調

レベチラセタム(Levetiracetam)

イーケプラ イーケプラ

ベンゾピアシリン系薬剤でも痙攣がとまらない場合はレペチラセタム(イーケプラー®)を使用します。

注射剤は緊急事に静注使用が可能です。

錠剤は抗てんかん剤の薬剤変更時などの痙攣発作に短期で使用します。

この薬剤は長期使用は耐性を生じる場合も報告されており使用は注意が必要です。

またどの抗痙攣剤にも反応しないときは麻酔薬を使用します。

クロミカルム

クロミカルム

クロミカルムは犬の分離不安症、猫の不安症治療のお薬です。

有効成分のクロミプラミン塩酸塩を含有しています。

飼い主から引き離されると、過度な不安やストレスによって過剰な吠え、不適切な排泄、破壊行動をとったり、飼い主への過剰な愛着(在宅時の後追いなど)を示す犬がいますが、これらは分離不安症と呼ばれています。

分離不安症の犬は脳内のセロトニンの作用が減弱しているため、クロミプラミン塩酸塩で脳内セロトニン作用を高めることで、不安を軽減させると考えられています。

分離不安症を治療するには、行動療法と薬物療法の2つを行うことが薦められています。行動療法飼い主への過度の依存心を軽減し、犬の不安やストレスを減少させることを目的に行われます。

飼い主との適切な関係を構築し、犬を精神的に自立させます。

薬物療法あくまでも行動療法の補助として行われます。

分離不安治療補助剤として承認されているクロミカルムを使用して、行動療法との併用による治療効果をより早く、効果的にすることを目的としています。

クロミプラミン塩酸塩は脳内のセロトニンの作用を高めることにより、不安を取り除きます。それによって、学習能力を低下させずに行動療法を受けやすくします。

また、猫については不安症(尿スプレー、過剰グルーミング、過剰な鳴き)の治療の補助としてクロミプラミン塩酸塩が使われています。

クロミカルム(Clomicalm)

クロミカルム 5mgクロミカルム 20mgクロミカルム 80mg

内容量 1箱30錠

メーカー エランコ(Elanco)

5mg 【1箱30錠】[犬猫用]  20mg【1箱30錠】[犬用]   80mg【1箱30錠】[犬用] 

効果

犬飼い主から離れることに起因する分離不安(飼い主のいない間の破壊、吠えの行動ならびに不適切な場所での排便、排尿行動)治療の補助猫不安症(尿スプレー、過剰グルーミング、過剰な鳴き)治療の補助

使用方法

通常、体重1kgあたりクロミプラミン塩酸塩として1~2mgを1日2回経口投与する。

なお、本剤は行動療法の補助として投薬すること。

また、本剤は体重1.25kg以下又は生後6か月未満の犬に投与しないこと。

通常、体重1kgあたりクロミプラミン塩酸塩として0.4mgを1日1回経口投与する。

その後、獣医師の指示に従い適宜調節する。(体重1kgあたりクロミプラミン塩酸塩として0.3~0.6mg)

アセプロマジン

ノバルティス社のフェノチアジン誘導体の神経遮断薬の一つです。

前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部などのドーパミン受容体に作用して、精神安定作用を発揮します。

イヌやネコではブトルファノールと併用して麻酔前投与薬として使用されます。

通常、手術等の麻酔前投与薬として使用される場合が多いですが、精神安定剤、睡眠導入剤として使用されます。

特に体のコントロールの効かなくなった老犬のイライラを抑えて落ち着かせ、安定的な睡眠を誘導する場合に多く使用されます。

(使用目安)

0.5~2mg/kgを目安に投与。

◎非てんかん発作に対する対症療法

ナルコレプシー

・交感神経作動薬またはほかの中枢神経刺激薬で治療します。
・メチルフェニデート:0.25mg/kg、PO、8~12時間ごと
・デキストロアンフェタミン:5~10mg/kg、PO、8~12時間ごと

カタプレキシー

・ノルエピネフリンの再取り込みを阻害する三環系抗うつ薬アミトリプチリン、およびセロトニン再取り込みを阻害するイミプラミンがあります。
・アミトリプチリン:1~2mg/kg、PO、12時間ごと
・イミプラミン:0.4~1mg/kg、PO、8~12時間ごと

犬や猫の全身性発作の高頻度の疾患

犬や猫の全身性発作の高頻度の疾患

◎てんかん

特発性てんかんは日常の臨床で多くみられます。

再発性の発作を起こす症例では、脳損傷、脳の解剖学的異常、代謝性疾患、遺伝性かまたは特定できないかなど、可能な限り原因を調べる必要があります。

◎心疾患

心疾患による失神や痙攣は数秒間の心室停止による脳貧血が原因です。

通常は数十秒以内に回復し、てんかんのような発作後症状もみられません。

失神の後に全般発作に移行するような、てんかんに類似する症状を示す症例では、鑑別にホルター心電図検査が必要です。

犬や猫の全身性発作のまとめ

犬や猫の全身性発作のまとめ

◎てんかん治療において飼い主知るべきこと

  • てんかん発作を完全に止めることは困難であり、治療の目的は発作の頻度、程度を減らすこと(50%以上発作頻度を抑えられていればよいと考える)。
  • 一生涯投薬が必要になる可能性が高い。
  • 定期的な検診が必要(薬物血中濃度の測定と一般血液検査、血液化学検査)
  • 勝手な投薬中止は危険。
  • 薬物による有害作用に注意。

◎てんかん重積状態

命を脅かす緊急状態です。

常に有効な単一治療は存在しません。

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no dogs & cats no lifeをモットーに、現役獣医師が、科学的根拠に基づいた犬と猫の病気に対する正しい知識を発信していきます。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。

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