病気になって、このフード・療法食だけあげてくださいと言われた
アレルギーの犬に安全なおやつってないの?
減量中だけど、いいおやつってあるの?
本記事では、病気の犬や猫用の療法食として販売されているおやつを解説します。
- 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
- 検査してくれなかった...
- 病院ではよくわからなかった...
- 病院では質問しづらかった...
- 混乱してうまく理解できなかった...
- もっと詳しく知りたい!
- 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
- 治療しているけど治らない
- 予防できるの?
- 麻酔をかけなくて治療できるの?
- 高齢だから治療ができないと言われた
もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていた という事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?
ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。
中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。
ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、 情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、 その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。
例えば...
- 人に移るの?
- 治る病気なの?
- 危ない状態なのか?
- 治療してしっかり治る?
これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?
結論から言うと、ロイヤルカナン、ヒルズ、日清からアレルギー用、ダイエット用、減量用、他の病気でも安全にあげることができるトリーツやおやつが販売されています。
この記事は、愛犬や愛猫にもあげることができるおやつ10選!:アレルギー、減量用が気になる飼い主向けです。
この記事を読めば、愛犬や愛猫にもあげることができるおやつ10選!:アレルギー、減量用がわかります。
限りなく網羅的にまとめましたので、ご自宅の愛犬や愛猫にもあげることができるおやつ10選!:アレルギー、減量用について詳しく知りたい飼い主は、是非ご覧ください。
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✔︎本記事の信憑性
この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。
今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。
臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!
記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m
» 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】や詳しい実績はこちら!
✔︎本記事の内容
獣医師解説!病気の犬や猫にもあげることができるおやつ10選!:アレルギー、減量用
この記事の目次
ロイヤルカナン
◽︎低分子プロテイントリーツ
→食物アレルギーがあり低分子プロテインなどのフードを与えている子用
[犬用 低分子プロテイン トリーツ]内容量: 150g
食物アレルギーを呈する犬に給与することを目的として、食物アレルギーを起こしにくい加水分解タンパクを使用したトリーツです。
食物アレルギーによる皮膚疾患の犬の健康維持に配慮されて調整
食物アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質を使用
お腹が弱い子や消化器系のご飯を食べている子にお勧め
ロイヤルカナンから出ている食事療法食おやつ
使用方法
体重 | トリーツの個数 |
5kg | 7 |
10kg | 11 |
15kg | 15 |
20kg | 19 |
30kg | 25 |
◽︎満腹感サポートトリーツ
→減量を必要とする子用
[犬用 満腹感サポート トリーツ]内容量: 150g
減量を必要とする犬に給与することを目的として特別に調整された、低カロリートリーツです。
健康的な原料と体重維持に配慮されて調整
低カロリーに調整
ロイヤルカナンから出ている食事療法食おやつ
ダイエット中や肥満防止したい子にお勧め
使用方法
犬の体重 | 減量プログラム中(個数) | 体重維持(個数) |
5kg | 6 | 7 |
10kg | 10 | 11 |
15kg | 14 | 16 |
20kg | 18 | 19 |
30kg | 24 | 26 |
◽︎消化器サポート(低脂肪)トリーツ
→腸炎、膵炎などのため脂肪分を控えたフードを与えている子用
[犬用 消化器サポート(低脂肪)トリーツ]内容量: 150g
消化器疾患を呈する犬に給与することを目的として、脂肪および食物繊維などの量を調整し、超高消化性の原材料を使用したトリーツです。
消化管の健康維持に配慮して特別に調整
志望及び食物繊維などの量を調整し、超高消化性の原材料を使用
食物アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質を使用
お腹が弱い子や消化器系のご飯を食べている子にお勧め
ロイヤルカナンから出ている食事療法食おやつ
使用方法
体重 | トリーツの個数 |
5kg | 7 |
10kg | 11 |
15kg | 15 |
20kg | 19 |
30kg | 25 |
◽︎ユリナリーS/Oトリーツ
→下部尿路疾患のためユリナリーS/O(旧pHコントロール)などのフードを与えている子用
[犬用 ユリナリーS/O トリーツ] 内容量:150g
下部尿路疾患の犬に給与することを目的として、マグネシウムなどのミネラル成分を調整したトリーツです。
下部尿路の健康維持に配慮して精製
マグネシウムなどのミネラル成分を調整
ロイヤルカナンから出ている食事療法食おやつ
使用方法
体重 | トリーツの個数 |
5kg | 4 |
10kg | 8 |
15kg | 10 |
20kg | 13 |
30kg | 17 |
◽︎ユリナリーS/Oトリーツ
→下部尿路疾患のためユリナリーS/O(pHコントロール)などのフードを与えている子用
[猫用 ユリナリーS/O トリーツ]内容量:150g
下部尿路疾患の猫に給与することを目的として、マグネシウムなどのミネラル成分を調整したトリーツです。
下部尿路の健康維持に配慮して精製
マグネシウムなどのミネラル成分を調整
ロイヤルカナンから出ている食事療法食おやつ
使用方法
体重 | トリーツの個数 |
1.5kg | 6 |
2.5kg | 9 |
4kg | 12 |
6kg | 16 |
8kg | 20 |
ヒルズ
◽︎低アレルゲン トリーツ
低アレルゲン トリーツは、食物アレルギー(皮膚症状、消化症状)や皮膚炎の犬の食事管理のために成分を調整したおやつとしての特別療法食です。プリスクリプション・ダイエット〈犬用〉 z/d 、d/d 、i/d、i/dコンフォート、 ダーム ディフェンス 製品を給与している犬へのおやつとして与えることができます。
製品サイズ: 180g
食物アレルギーに配慮し、加水分解タンパク質を使用
EPAヲフクムオメガ-3&6脂肪酸を配合し、皮膚・被毛の健康をサポート
皮膚バリアの健康な機能をサポートするため、抗酸化成分を配合
製品の酸化防止に自然は成分を使用
おすすめ
ペットフードメーカーのヒルズから出ているおやつとしての特別療法食です
療法食によって1日の最大給餌量が異なるので超えないように与えます。
粒を噛まないで飲み込むと、喉に詰まる場合がありますので注意して与えてください。
食物アレルギー(皮膚症状、消化器症状)や皮膚炎のある子にお勧め
個数 | 体重 |
1 | 2kg |
2 | 5kg |
3 | 8kg |
4 | 12kg |
5 | 16kg |
6 | 20kg |
7 | 24kg |
8 | 29kg |
9 | 34kg |
10 | 39kg |
11 | 44kg |
12 | 49kg |
- 給与表に体重(kg)と最大給与量(最大個数)が記載されています。表の個数を犬に与えた場合には、1日当たりの全体の食事量が増えないように、主食の給与量を10%程度減らしてください。
- 粒を噛まないで飲み込むと喉に詰まる場合がありますので、注意して与えてください。
◽︎トリーツ
〈犬用〉トリーツは、プリスクリプション・ダイエット™ 製品を給与している犬へ与えることができるよう成分を調整したおやつとしての特別療法食です。必ず獣医師の指導のもとに給与を開始してください。
プリスクリプション・ダイエット™ 〈犬用〉 c/d™ マルチケア、j/d™ 、k/d™ 、l/d™ 、r/d™ 、w/d™ 製品を給与している犬へおやつとして与えることができます。
製品サイズ: 200g
1個は15kcal
心臓と腎臓の健康のため、低ナトリウムに調整
体重管理のため、低カロリーに調整
製品の酸化防止に自然な成分を使用しています。
ペットフードメーカーのヒルズから出ているおやつとしての特別療法食です
幅広い容器に対応しています。
療法食によって1日の最大給餌量が異なるので超えないように与えます。
粒を噛まないで飲み込むと、喉に詰まる場合がありますので注意して与えてください。
個数 | 〈犬用〉c/dマルチケア、j/d、k/d、l/dを給与している場合(体重) | 〈犬用〉w/dを肥満防止用として給与している場合(体重) | 〈犬用〉r/dを減量用として給与している場合(目標体重) |
1 | 2kg | 2kg | 3kg |
2 | 4kg | 5kg | 7kg |
3 | 7kg | 8kg | 12kg |
4 | 10kg | 11kg | 18kg |
5 | 13kg | 15kg | 24kg |
6 | 16kg | 19kg | 30kg |
7 | 20kg | 24kg | 37kg |
8 | 24kg | 28kg | 44kg |
9 | 28kg | 33kg | 51kg |
10 | 32kg | 38kg | |
11 | 36kg | 43kg | |
12 | 40kg | 48kg | |
13 | 45kg | 53kg | |
14 | 49kg | ||
15 | 54kg |
- 給与表に体重(kg)と最大給与量(最大個数)が記載されています。表の個数を犬に与えた場合には、1日当たりの全体の食事量が増えないように、主食の給与量を10%程度減らしてください。
- 粒を噛まないで飲み込むと喉に詰まる場合がありますので、注意して与えてください。
◽︎メタボリックスビスケット
〈犬用〉メタボリックス ビスケットは、リバウンドに配慮した体重減量と体脂肪管理の食事療法のために、成分を調整したおやつとしての特別療法食です。必ず獣医師のもとに給与を開始してください。
〈犬用〉メタボリックス、r/d 、w/d、メタボリックス+ モビリティ、メタボリックス+ユリナリー製品を給与している犬へおやつとして与えることができます。
製品サイズ:80g
1個は6.9kcalです。
食物繊維を配合し、満腹感に配慮
独自の原材料配合と低カロリーで、体重管理に配慮
犬が喜ぶ美味しさ
製品の酸化防止に自然は成分を使用!
ペットフードメーカーのヒルズから出ているおやつとしての特別療法食です
リバウンドが配慮されたおやつなのでダイエット中はもちろん、ダイエットが成功した子にもお勧めです。
使用方法
療法食によって1日の最大給餌量が異なるので超えないように与えます。
粒を噛まないで飲み込むと、喉に詰まる場合がありますので注意して与えてください。
給与表に体重(kg)と最大給与量(最大個数)が記載されています。表の個数を犬に与えた場合には、1日当たりの全体の食事量が増えないように、主食の給与量を10%程度減らしてください。
個数 | 体重減量時(目標体重) | 体重維持時(体重) |
1 | 1kg | 1kg |
2 | 3kg | 2kg |
3 | 5kg | 3kg |
4 | 7kg | 4kg |
5 | 9kg | 5kg |
6 | 11kg | 6kg |
7 | 14kg | 7kg |
8 | 16kg | 9kg |
9 | 19kg | 10kg |
10 | 21kg | 12kg |
日清
◽︎アレルゲンセレクトカット【おやつキューブ】
■ 製品概要
【製品名】JPスタイル ダイエティクス アレルゲンセレクトカット おやつキューブ
【内容量】80g(20g×4パック)
【希望小売価格(税抜)】700円
【製品特長】
①牛肉・乳・小麦・鶏卵・鶏肉・羊肉の6原料不使用
※製造工程においても、上記6原料が微量にも混入しないよう配慮
②魚原料を使用することで高い嗜好性を実現
③小分けパック入り(20g×4パック)
特徴
牛肉、乳、小麦、卵、鶏肉、羊肉を使用していません
製造工程における微量な混入にまで配慮
ペットフードメーカーの日清から出ている食事療法色おやつ
ソフトタイプで硬いものが苦手な子にお勧め
魚由来のタンパク源を使用し、嗜好性が高い
使用方法
犬の体重 | 1~6歳 | 7歳以上 |
1kg | 5g | 4g |
2kg | 8g | 7g |
3kg | 10g | 9g |
4kg | 13g | 11g |
5kg | 15g | 13g |
◽︎スリムサポート【おやつキューブ】
■製品概要
【製品名】JPスタイル ダイエテティクス スリムサポート おやつキューブ
【内容量】100g(20g×5パック)
【希望小売価格(税抜)】698円
【製品特長】
[1]鶏ささみを使用することで高い嗜好性を実現
[2]適切な体重管理と満腹感の維持のために、低脂肪・高食物繊維の配合設計(※)
[3]関節の健康維持のために、グルコサミン・フィッシュオイル配合
[4]保存料不使用
特徴
適切な体重管理と満腹感の維持のために低脂肪・高食物繊維の配合設計
関節の健康維持のために、グルコサミン・フィッシュオイル配合
ペットフードメーカーの日清から出ている食事療法色おやつ
ソフトタイプで硬いものが苦手な子にお勧め
鶏原料の使用し、嗜好性が高いです
使用方法
目標体重 | 給与量 |
1kg | 3g |
2kg | 5g |
3kg | 6g |
4kg | 8g |
5kg | 9g |
正しい知識以外に病院の選び方も非常に重要です!
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最近、犬や猫が家に来て、健康診断をしたい・・・どうやって病院を選べばいいんだろう・・・本記事では、獣医師視点から、飼い主が選ぶべき動物病院と選ぶポイント・判断基準についてお...
ネットで検索すると、いろんな情報が出てきて混乱して、
逆に不安になったことってありませんか?
ちょっと待って!犬や猫の病気をネットで調べる?その危険性を獣医師が解説します!
なんか調子が悪い・・・病院に行ってきたけど・・・動物病院に行っても、よくわからないと言われたことはないですか? 様子、経過を見てくださいと言われたけど...
ネット記事を読むときは、内容を鵜呑みにするのではなく、
情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、
その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。
とっても大事なこと
愛猫や愛犬のわずかな変化に気付き、守ることができるのは飼い主様だけです!
病気になった時も、獣医師がしっかり説明をして、飼い主様が正しい知識を理解をして、ペットを含め、3者がともに協力しないといい結果は得られません。
本ブログでは、1匹でも正しい予防や治療を受けてペットと楽しい時間をできるだけ長くできるように、報告に基づいてわかりやすく解説しています。
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