【飼い主向け】猫のノミ、ダニ、フィラリア予防薬:ストロングホールドとは【わかりやすく獣医が解説】

    猫のノミ、ダニ、フィラリア、ヒゼンダニ 予防にどんな薬を使ったら良いのか悩んでいる飼い主は多いんではないでしょうか?

    当記事では、ストロングホールド(EU版レボリューション)の作用から副作用、値段、更に安く手に入れる方法までまとめました。

    猫にとって必要な予防、健康に暮らしていく方法を知りたい飼い主必見です。

    限りなく網羅的にまとめましたので、予防について詳しく知りたい、予防を始めたいけど何をしたらいいかわからない、猫を飼い始めた飼い主は是非ご覧ください。

    ✔︎本記事の信憑性
    この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、
    論文発表や学会での表彰経験もあります。

    記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

    » 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】

    ✔︎本記事の内容

    猫のノミ、ダニ、フィラリア予防薬:ストロングホールド(EU版レボリューション)とは

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)とは?

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)とは?

    ゾエティス・ベルギー・エスエー(Zoetis Belgium SA)社から出されています。

    ストロングホールドは、犬糸状虫(フィラリア)寄生予防、ノミの駆除・寄生予防、ミミヒゼンダニの駆除を目的とした犬用のお薬です。

    日本で取り扱いされているレボリューションのヨーロッパ市場版です。

    また、ストロングホールドの有効成分であるセラメクチンは殺虫剤ではないので安全性に優れた駆除・予防ができます。

    生後6週齢の子犬・子猫、妊娠・授乳中の犬及び猫にも安心してご利用になれます。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)の有効成分は?

    セラメクチンのみです。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)のメリットは?

    滴下式で速乾性があり、皮膚から速やかに吸収されます。

    滴下式なので経口薬のように飲んでくれなかったり、後で吐き出してしまう心配もありません。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)の効果は?

    • 猫犬糸状虫の寄生予防
    • ノミ成虫の駆除
    • ノミ卵の孵化阻害及び殺幼虫作用によるノミ寄生予防
    • ミミヒゼンダニの駆除
    • 回虫の駆除

    犬糸状虫(フィラリア)

    蚊が媒介して心臓に寄生する虫で、咳や衰弱がみられ放置すると命にかかわることもあります。

    ノミ

    ノミに吸血されると痒みが出るだけではなく、ノミの寄生で貧血を起こしたり、アレルギー反応によって皮膚炎を起こすこともあります。

    ミミヒゼンダニ

    外耳道に寄生し激しい痒みを伴う外耳炎の原因の一つです。

    独特の臭いを放ち、黒い耳垢が出るのも特徴です。

    寄生虫はいったん駆除しても再寄生するケースもあり、定期的な駆除・予防をおこなうことが望まれます。

    しかし、個々の寄生虫に対して複数の薬剤を使うと投与の手間や愛犬の負担にもなります。

    ストロングホールドはこれ1本で犬糸状虫(フィラリア)、ノミ、ミミヒゼンダニから同時に愛犬・愛猫を守ります(猫については、回虫からも守ります)。
    
    月に1回の定期的な投与で、しっかり寄生虫対策を行いましょう。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)を投与する期間は?

    体重1kgあたりセラメクチン6mgを基準量とした以下の投与量を肩甲骨前方の背面部皮膚に滴下する。

    複数の効能に対し同時期に、本剤を適用する場合、投与頻度が月1回を超えないよう注意すること。

    • 2.5kg未満
      0.25mLピペット 1個全量
    • 2.5~7.5kg
      0.75mLピペット 1個全量
    • 7.5kg以上
      セラメクチン6mg/kgを基準量とした適切なピペットの組み合わせ
    犬糸状虫の寄生予防:毎月1回、1ヵ月間隔で蚊の活動開始後1ヵ月以内から活動終了後1ヵ月以内まで投与する。
    
    ノミ及びミミヒゼンダニの駆除:1回投与する。
    
    ノミ卵の孵化阻害及び殺幼虫作用によるノミ寄生予防:ノミの発生状況に応じて1ヵ月間隔で1回投与する。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)の副作用は?

    猫において本剤投与後、ときに投与部位に一過性の脱毛が現れることがあります。

    猫では経口的に摂取した場合、嘔吐あるいは流涎が見られることがあります。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)の種類は?

    • ストロングホールド(2.5kg以下)   (15本入)
    • ストロングホールド(2.6~7.5kg)  (6本入)
    • ストロングホールド(7.6~10kg)  (3本入)

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)の価格・値段は?

    病院にもよって異なりますが、1本あたりが大凡、1000円~1500円前後が相場です。

    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)を通販で買った場合

       

    こちらの「ウサパラ 」で購入すると、

    ストロングホールド(2.5kg以下)              7,187円(15本入)

    ストロングホールド(2.6~7.5kg)             4,481円(6本入)

    ストロングホールド(7.6~10kg)         3,696円(3本入)

    1本あたりが大凡、1000円~1500円前後が相場です。

    病院で買うより、1本あたり300円ほど安い計算になります。

    更に、レボリューションよりも1本あたり200円ほど安く手に入れる事ができます。

    上記の画像より購入が可能です。

    他には下記もありますが、「ウサパラ 」が一番安いようです。

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    猫のストロングホールド(EU版レボリューション)を更に安く購入するには

    購入時に、このコード『RYUPAFG9』を入れて頂くと3%OFFになりますので、

    是非ご活用ください。

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    no dogs & cats no lifeをモットーに、現役獣医師が、科学的根拠に基づいた犬と猫の病気に対する正しい知識を発信していきます。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。

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