愛猫に必要なノミ予防!徹底解説!

ネコちゃんのノミ予防はとっても簡単!

でもしていないと取り返しのつかない病気になる事も!

猫の予防を疑問に思ってる飼い主は多いんじゃないでしょうか?

病気を治すためではなく、病気にさせない医療行為のため、非常にメリットが飼い主の目に見えて出てこないのです。

毎年推奨されているものから、毎月の予防まで非常に費用がかかります。

しかし、猫の平均寿命を上昇させたのもこの予防なのです。

猫にとって必要な予防、健康に暮らしていく方法を知りたい飼い主必見です。

限りなく網羅的にまとめましたので、予防について詳しく知りたい、予防を始めたいけど何をしたらいいかわからない、猫を飼い始めた飼い主は是非ご覧ください。

✔︎本記事の信憑性
この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、
論文発表や学会での表彰経験もあります。

記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

» 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】

✔︎本記事の内容

愛猫に必要なノミ予防!徹底解説!

猫に寄生するノミって?!

猫に寄生するノミって?!

ノミは動物や人間の体の表面から血を吸う小さな寄生虫です。

ペットの飼育環境の変化や温暖化の影響で寒い季節でもノミやダニの被害が増えています。

ノミは約3mmと小さく、毛の間を探してもノミ自体を見つけることは難しいですが、黒い小さな粒(ノミの糞)が見つかればノミがいる可能性があります。

ポイント!

意外と身近にいるノミ!

詳でも予防はとっても簡単です!しっかり予防して楽しくお散歩しましょう!

どうして必要?猫のノミの予防!

どうして必要?猫のノミの予防!

ノミに刺されると、痒みや皮膚炎などの症状を引き起こすだけではなく、様々な寄生虫、猫ひっ掻き病、瓜実条虫といった伝染病を媒介することもあります。

猫は瓜実条虫(サナダムシ)という寄生虫に感染していることがあります。

瓜実条虫の成虫は50cm以上になり小腸に寄生しますが、条虫が繁殖するためには中間宿主が必要で、この中間宿主となるのがノミなのです。

つまり、瓜実条虫を駆除するにはノミを同時に駆除しなくてはなりません。

瓜実条虫は、虫体が瓜の実に形が似た片節が多数連なっているのが特徴で、感染している犬や猫では、糞便や肛門の周囲にこの片節がバラバラの状態で見られます。

そして、この片節には瓜実条虫の卵がたくさん入っていて、この卵をノミの幼虫が食べると幼虫の中で条虫の卵は幼虫へと発育し、ノミの発育とともに感染力を持つ感染幼虫になるのです。

この状態のノミを猫がグルーミングのときなどに食べてしまうとことにより瓜実条虫の感染が起こります。

また、まれに人間の子供が感染を受けることもあります。

ペットだけではなく、飼い主様の健康を守るためにもノミの予防を推奨します。

ポイント!

意外と知られていない上に、飼い主も誤解しているのが、実は、ノミは1年中活発に活動しています!

秋や冬は、外より暖かい室内の方が活発になる事も!

一年中予防?猫のノミ予防の時期!

一年中予防?猫のノミ予防の時期!

気温が13度を超える3月~12月頃まではノミが活動的になる時期です。

しかし近年では真冬の被害も増えており、1年を通しての予防をお勧めします。

愛猫にノミが!卵や幼虫がいる可能性も!

愛猫にノミが!卵や幼虫がいる可能性も!

目に見えているノミは、実はたったの5%。

あとの95%は卵、幼虫、さなぎの状態で周囲に隠れています。

これらの未成熟期のノミを根絶するためには、定期的なノミ駆除でノミのライフサイクルを断ち切ることが必要。

また、ノミを駆除した後に新たに侵入してくるノミに備えるためにも、定期的なノミ駆除をすることが大切です。

猫に付くノミのライフサイクル!

猫に付くノミのライフサイクル!

温度や湿度などの環境による差はありますが、平均3~4週間で卵から成ノミになるといわれています。

最短で12~14日、最長で約180日という例も報告されています。

ノミは猫に寄生すると数秒で吸血を開始します。

その後8~24時間で交接を開始し、24~48時間で産卵を開始し、ピーク時の4~9日間は毎日40~50個を産みます。

参考までに、交接から産卵までの期間、ノミの吸血量は1日あたり体重の約1.5倍にもなります。

例えばメスノミが72匹いると、1日の総吸血量は1mlになるわけです。

猫のノミ予防薬の使用間隔は?!

猫のノミ予防薬の使用間隔は?!

お薬というと毎日飲むイメージがありますよね!

でも、大丈夫です。

多くのノミの予防薬は、一度すると1ヶ月間は効果が持続します。

ノミは暑い季節、梅雨時や夏場だけの問題ではありません。

確かにそれらの時期はノミが大量発生しますが、そうなってしまってからでは環境中の未成熟なノミ(卵、幼虫、さなぎ)まで含めて完全にクリーンな状態にするには時間がかかってしまいます。

ですから、大量発生時期の前から予防的にノミ駆除剤を使うことが推奨されています。また、

調査によって冬でも猫では5頭に1頭がノミの被害を受けていることが分かりました。

必要に応じて1年を通したノミ対策も行いましょう。

最近は1回で3カ月間有効なチュアブルタイプの薬も利用できます。

ノミの感染時期(春~秋)は草むらになるべく入らない、散歩して帰宅したらすぐにブラッシングをする等も合わせて行うとよいと思います。

予防しても付く?ネコのノミ予防薬の効果!

予防しても付く?ネコのノミ予防薬の効果!

予防をしていても、ノミがネコちゃんについている事があります。

これは、効果がないわけではなく、駆除薬には虫除けスプレーのような効果はないからなのです。

ノミを動物の体に寄せ付けない忌避効果はありません。

しかし、ノミが寄生しても24時間でほぼ全てのノミ成虫を駆除することができます。

その効果や作用機序を見ていきましょう!

スポットタイプ

首筋に投与すると成分は犬の皮膚表面の脂分を伝わり全身に広がります。

その後、毛根の横にある皮脂腺に蓄えられ、そこから皮脂とともに徐々に放出されて再び体表や 被毛上に広がるため、その効果が長く続くのです。

チュアブルタイプ

中枢神経系の流れをブロックして、チャネルを阻害する結果、ノミの神経刺激が亢進され、過剰な興奮状態となり死に至ります。

飲み薬により、体内の薬の濃度を維持します。

投与後30分でノミを駆除し始め、6時間以内にノミを駆除します。

この速効性により、ノミが卵を産む前に駆除できます。

市販品は、予防して頂いてもノミが付きやすく、駆虫効果も薄いです。

動物用医薬品は、数多くの安全性、および有効性データを基に農林水産省の厳しい承認基準をパスしており、ペットショップ等で販売されている動物用医薬部外品とは異なります。

どれがいいの?ネコのノミダニ予防薬の種類!

どれがいいの?ネコのノミダニ予防薬の種類!

予防薬の種類は、スポットタイプ、チュアブル(お肉タイプ)があります。

チュアブル(お肉タイプ)は効果が3ヵ月のものもあります。

スポットタイプ

  • メリット:飲ませたつもりが実は吐き出していたりという失敗がない事です。
  • デメリット:4-5日はシャンプーできない事、つけた部位の毛が固まって動物が嫌がる事がある点です。

◆スポットタイプ◆

チュアブルタイプ

  • メリット:いつでもシャンプーができる事、嫌がってスポットをする事が出来ない子にも食事に混ぜればいいだけなので簡単に飲ませられるという点です。
  • デメリット:飲ませたつもりが実は吐き出していたという点です。

◆チュアブルタイプ◆

ネクスガード

ネクスガードスペクトラ

ブラベクト

コンフォティス

シンパリカ

どれが安いの?猫のノミ予防薬の種類!

どれが安いの?猫のノミ予防薬の種類!

ジェネリック品のスポットタイプであれば飲み薬との差は大きくありません。

3ヵ月効果の続くタイプも1ヶ月(1000円前後)に計算し直すと同じくらいの値段になります。

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no life no dogs & catsをモットーに、いつも犬と猫に癒されています。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。
現役獣医師が海外で勉強しながら得た、犬と猫の病気に対する知識とスキルを発信していきます。

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