ロイヤルカナンのフードは種類が多くてわからない・・・
肝臓の数値が悪いけど、療法食はどれをあげたらいいの・・・
本記事では、肝臓が悪い時の猫の食事療法:猫の肝数値・肝酵素値上昇の療法食の選び方一覧についてお話しします。
- 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
- 検査してくれなかった...
- 病院ではよくわからなかった...
- 病院では質問しづらかった...
- 混乱してうまく理解できなかった...
- もっと詳しく知りたい!
- 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
- 治療しているけど治らない
- 予防できるの?
- 麻酔をかけなくて治療できるの?
- 高齢だから治療ができないと言われた
もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていた という事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?
ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。
中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。
ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、 情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、 その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。
例えば...
- 人に移るの?
- 治る病気なの?
- 危ない状態なのか?
- 治療してしっかり治る?
これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?
結論から言うと、肝臓病の猫だからという理由で、肝臓サポート用のキャットフードなら何を与えても大丈夫だと思っていませんか?
実はその選び方だと肝臓病が悪化する恐れが高くなります!
そうならないためにも、しっかり肝臓病に適したフードを選びましょう。
急性ならタンパク質を制限する必要がありますが、慢性なら肝機能は低下していないため、タンパク質を制限する必要はありません。
もし慢性なのに肝臓サポート用の総合栄養食を与えてしまうと、逆にタンパク質不足になり、別の病気になるリスクもあります。
肝臓サポートと書いていても、種類によっては症状を悪化させる原因にもなります。
この記事は、肝臓が悪い時の猫の食事療法:猫の肝数値・肝酵素値上昇の療法食の選び方一覧が気になる飼い主向けです。
この記事を読めば、肝臓が悪い時の猫の食事療法:猫の肝数値・肝酵素値上昇の療法食の選び方一覧がわかります。
限りなく網羅的にまとめましたので、肝臓が悪い時の猫の食事療法:猫の肝数値・肝酵素値上昇の療法食の選び方一覧について詳しく知りたい飼い主は、是非ご覧ください。
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✔︎本記事の信憑性
この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。
今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。
臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!
記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m
» 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】や詳しい実績はこちら!
✔︎本記事の内容
獣医師が解説するマルチファンションシリーズ !満腹感サポート+低分子プロテイン
血液検査で肝酵素、肝臓の数値が高い(ALP,ALT)
この記事の目次
腹部レントゲンで肝臓のサイズが大きい
腹部超音波検査
肝臓エコー源性上昇
FNA、肝生検
猫の肝リピドーシス
肝性脳症
YES
肝臓サポート
NO
クリティカルリキッド | 退院サポート |
リンパ節腫大、脾腫、肝臓エコー源性の変化
FNA、肝生検
リンパ腫など
腹部レントゲンで肝臓のサイズが大きい、小さい
腹部超音波検査
門脈シャント
CT検査
先天性門脈シャント
肝臓サポート
後天性門脈シャント
門脈圧亢進(腹水・肝性脳症)
YES
肝臓サポート
NO 一般維持食(総合栄養食):ベッツプラン(低脂肪食)
肝臓エコー源性の変化・表面の不整
肝生検
原発性門脈低形性
門脈圧亢進(腹水・肝性脳症)
YES
肝臓サポート
NO 一般維持食(総合栄養食):ベッツプラン(低脂肪食)
慢性肝炎・肝硬変、猫の胆肝炎
門脈圧亢進(腹水・肝性脳症)
YES
肝臓サポート
NO 一般維持食(総合栄養食):ベッツプラン(低脂肪食)
銅関連
YES
肝臓サポート
NO 一般維持食(総合栄養食):ベッツプラン(低脂肪食)