下痢の時の犬の食事療法:犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧まとめ!

    ロイヤルカナンのフードは種類が多くてわからない・・・

    下痢だけど、療法食はどれをあげたらいいの・・・

    本記事では、犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧についてお話しします。

    • 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
    • 検査してくれなかった...
    • 病院ではよくわからなかった...
    • 病院では質問しづらかった...
    • 混乱してうまく理解できなかった...
    • もっと詳しく知りたい!
    • 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
    • 治療しているけど治らない
    • 予防できるの?
    • 麻酔をかけなくて治療できるの?
    • 高齢だから治療ができないと言われた

    もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていた という事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?

    ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。

    中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。

    ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、 情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、 その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。

    例えば...

    • 人に移るの?
    • 治る病気なの?
    • 危ない状態なのか?
    • 治療してしっかり治る?

    これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?

    結論から言うと、下痢の時は、3週間以上継続しているか、そうでないかによって大きく変わります。

    病院にすぐに行けない場合の試験的な治療方法についてもまとめましたので、是非最後までご覧ください。

    この記事は、犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧が気になる飼い主向けです。

    この記事を読めば、犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧がわかります。

    限りなく網羅的にまとめましたので、犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧について詳しく知りたい飼い主は、是非ご覧ください。

    病気について直接聞きたい!自分の家の子について相談したい方は下記よりご相談ください!

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    ✔︎本記事の信憑性

    この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。

    今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。

    臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!

    記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

    » 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】や詳しい実績はこちら!

    ✔︎本記事の内容

    下痢の時の犬の食事療法:犬の下痢の時のロイヤルカナン療法食の選び方一覧まとめ!

    問診、身体検査原因あり

    • 薬剤の影響
    • 食事変更の影響
    • 異物・化学物質の影響
    • ストレスの影響など

    考えられる原因の除去

    問診、身体検査陰性

    糞便検査・直腸検査で大腸ポリープを触知

    YES

    下部消化管内視鏡検査

    陽性

    ウイルスの関与(パルボ、コロナ、FIV、FeLVなど)

    対症療法

    細菌感染(キャンピロバクター、クロストリジウム、サルモネラなど)

    抗菌薬

    寄生虫の感染(回虫、ジアルジア、トリコモナス、コクシジウム、鞭虫、条虫)

    駆虫薬

    糞便検査・直腸検査で大腸ポリープを触知が陰性の場合

    全身状態が良好、経済的な問題がある、3週間以上下痢が続いていない

    試験的治療

    駆虫薬:寄生虫感染の可能性

    抗菌薬(退路進、メトロニダゾール):細菌感染の可能性

    他の薬剤(整腸剤、止瀉薬)

    食事療法

    ・大腸性下痢:線維反応性下痢の可能性

    消化器サポート高線維満腹感サポートシリーズ

    獣医師解説!犬の満腹感サポート、減量サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧

    獣医師解説!犬の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧

    ・小腸性下痢:急性胃腸炎の可能性

    消化器サポート低脂肪消化器サポート低脂肪 缶詰消化器サポート低脂肪 リキッド

    ・改善しない場合:急性胃腸炎の可能性

    満腹感サポート+低分子プロテインユリナリー S/O+低分子プロテイン腎臓サポート+低分子プロテイン
    肥満傾向の場合尿石症の併発がある場合慢性腎臓病の併発がある場合
    アミノペプチドフォーミュラ低分子プロテインシリーズセレクトプロテインシリーズ

     

    獣医師が解説!減量と食物アレルギー用ドッグフード:満腹感サポート+低分子プロテイン

    獣医師解説!結石治療と食物アレルギー用ドッグフード:ユリナリーS/O+低分子プロテイン

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    血液検査・超音波検査・X線検査(単純、造影)実施

    膵炎:超音波所見、膵特異的リパーゼの高値

    消化器サポート低脂肪消化器サポート低脂肪 缶詰消化器サポート低脂肪 リキッド

    【高消化性】消化管の健康維持に配慮して高消化性に設計。さらにプレバイオティクスを含む複数の食物繊維をバランスよく配合。

    【低脂肪※】脂肪制限が必要な犬のために、脂肪含有量を調整。 ※「犬用 消化器サポート」と比較し、約70%減。

    【食物繊維バランス】低脂肪でも必要なエネルギーを摂取できるように、食物繊維の含有量を調整。

    EPI(膵外分泌不全):TLIの低値

    消化酵素の投与

    消化器サポート消化器サポート 高栄養リキッド

    犬用 消化器サポートは、消化器疾患(代表的な症状は嘔吐、下痢、軟便など)の犬や栄養要求が高まっている犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

    この食事は、消化性が高い原材料を使用し、少ない食事量でも必要なカロリーや栄養素が充分に摂取できるように調整されています。また、健康的な腸内細菌バランスに配慮して可溶性食物繊維(サイリウム、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖)を配合しています。

    【高消化性】消化管の健康維持に配慮して高消化性に設計。さらにプレバイオティクスを含む複数の食物繊維をバランスよく配合。

    【高エネルギー】消化管への負担に配慮し、少ない食事量でも必要なエネルギーを摂取できるよう、高エネルギーに調整。

    獣医師解説!犬の消化器サポート、肝臓サポート:ロイヤルカナンのリニューアル一覧

    猫の甲状腺機能亢進症

    犬のアジソン病

    糖尿病

    腎疾患

    肝胆疾患

    子宮蓄膿症

    敗血症

    腹膜炎など

    胃腸に病変
    体重減少・食欲低下・低アルブミン血症あり(肝疾患・腎疾患などの除外)
    下痢が3週間以上継続

     

    上記の場合は

    • FNA
    • 内視鏡検査
    • 開腹手術

    などから細胞、組織を採取

    腺癌など、その他

    外科手術

    リンパ腫

    リンパ管拡張がない

    クリティカルリキッド退院サポート

    リンパ管拡張がある

    消化器サポート低脂肪消化器サポート低脂肪 缶詰消化器サポート低脂肪 リキッド
    腸リンパ管拡張症
    消化器サポート低脂肪消化器サポート低脂肪 缶詰消化器サポート低脂肪 リキッド
    慢性腸炎

    リンパ管拡張が強い・低アルブミン血漿がある

    消化器サポート低脂肪消化器サポート低脂肪 缶詰消化器サポート低脂肪 リキッド

    リンパ管拡張がない、弱い

    満腹感サポート+低分子プロテインユリナリー S/O+低分子プロテイン腎臓サポート+低分子プロテイン
    肥満傾向の場合尿石症の併発がある場合慢性腎臓病の併発がある場合
    アミノペプチドフォーミュラ低分子プロテインシリーズセレクトプロテインシリーズ

    この中から最低でも2種類をそれぞれ2週間試す(最初に選択したもので改善が認められない場合)

    改善あり:食事反応性腸症

    改善なし

    抗菌薬反応性腸症

    抗菌薬:タイロシン、メトロニダゾール(1-2週間)

    投薬すると下痢が消失、中止すると再発

    免疫抑制薬反応性腸症

    プレドニゾロン、免疫抑制剤の投与で改善

    食事は低アレルゲン性のものがおすすめ

     

     

     

     

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    no dogs & cats no lifeをモットーに、現役獣医師が、科学的根拠に基づいた犬と猫の病気に対する正しい知識を発信していきます。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。

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