獣医師解説:猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法

最近、猫のトイレの失敗が多い・・・

猫のトイレの大きさや数、砂におすすめってあるの・・・

本記事では、猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法についてお話しします。

  • 様子、経過を見てくださいと言われたけど心配...
  • 検査してくれなかった...
  • 病院ではよくわからなかった...
  • 病院では質問しづらかった...
  • 混乱してうまく理解できなかった...
  • もっと詳しく知りたい!
  • 家ではどういったことに気をつけたらいいの?
  • 治療しているけど治らない
  • 予防できるの?
  • 麻酔をかけなくて治療できるの?
  • 高齢だから治療ができないと言われた

もしくは、病院に連れて行けなくてネットで調べていた という事でこの記事に辿りついたのではないでしょうか?

ネット上にも様々な情報が溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠やエビデンス、論文の裏付けが乏しかったり、情報が古かったりします。

中には無駄に不安を煽るような内容も多く含まれます。

ネット記事の内容を鵜呑みにするのではなく、 情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、 その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。 例えば...

  • 人に移るの?
  • 治る病気なの?
  • 危ない状態なのか?
  • 治療してしっかり治る?

これを読んでいるあなたもこんな悩みを持っているのでは?

結論から言うと、猫のトイレは大きさ、砂、数が重要です。

この記事は、愛猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法が気になる飼い主向けです。

この記事を読めば、愛猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法がわかります。

限りなく網羅的にまとめましたので、ご自宅の愛猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法について詳しく知りたい飼い主は、是非ご覧ください。

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✔︎本記事の信憑性

この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。

今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭と生活をしています。

臨床獣医師、研究者、犬の飼い主という3つの観点から科学的根拠に基づく正しい情報を発信中!

記事の信頼性担保につながりますので、じっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

» 参考:管理人の獣医師のプロフィール【出身大学〜現在、受賞歴など】や詳しい実績はこちら!

✔︎本記事の内容

獣医師解説:猫のおすすめのトイレ、猫砂、しつけ方法

猫の排泄について

 

基本的には猫にトイレのしつけは必要ありません。

なぜなら、猫は祖先は砂漠に住んでいたので、本能的に砂の上で用を足します。

最新の研究で、猫の祖先はアフリカ・中近東の砂漠に生息するリビアヤマネコであることがわかってきました。

そのため、猫は本能的に砂場で用を足すことを好むと言われています。

実際に多くの猫ちゃんが、しつけなしで自分で猫砂入りのトイレで用を足します。

それでも粗相をしてしまう猫ちゃんがいるのはなぜでしょうか?

それは、今のトイレが気に入らず、トイレよりも布団や洗濯物の方が気に入ってしまっているからなんです。

例えばあなたのトイレ、こんな感じではありませんか?

  • トイレのサイズが小さい
  • システムトイレを使っている
  • 猫砂は木や紙製のものを使っている

こういったトイレは典型的な猫が気に入らないトイレです。

特にシステムトイレは飼い主にとっては便利ですが、猫には不人気なことが多い印象です。

こういった場合に、無理にしつけようとするのは逆効果。

人に例えると、「汚い公衆便所を使え」と言っているようなものなんです。

言い換えると、布団や洗濯物より快適なトイレを提供してあげることができれば、しつけなしでもトイレの失敗が改善するのです。

猫がトイレを気に入らないサイン

2017年のMcGowanらは以下の2つの部屋での猫の行動を観察しました。

A:大きなトイレ(89 × 89 × 17 cm)を置いた広い部屋(快適なトイレ)
B:小さなトイレ(41 × 30 × 10 cm)を置いた狭い部屋(粗悪なトイレ)

引用: McGowan et al, The ins and outs of the litter box: A detailed ethogram of cat elimination behavior in two contrasting environments, Applied animal behaviour science, 2017, 194: 67-78.

トイレ研究図1

AとBの猫の行動を記録・観察することで、Bのみで顕著に見られた行動をピックアップしました。

さらに複数の過去の報告と照らし合わせ、以下の仕草を「猫がトイレを気に入っていない時のサイン」だと結論づけています。

  • トイレに入るのをためらう
  • 排泄前にトイレに出たり入ったりする
  • 排泄中トイレの縁に足をかけていたり、トイレの外に足を出している
  • 1回の排尿時間が長くて、回数が少ない
  • 排泄後はすぐにトイレから飛び出る
  • 排泄後戻ってきて排泄物を臭う
  • 排泄後に床やトイレの縁、壁をかりかりする
  • トイレの縁でバランスをとりながら、空中をかく仕草をする

これらの仕草はAの快適な環境では認められませんでした。

この研究によって猫は粗相をしなかったとしても、我慢しながらそのトイレを使い続けていることがわかりました。

こういった仕草が見られる場合は、トイレを見直す必要があります。

嫌いなトイレを使うことで起こる病気

猫がトイレに不満があるまま、使い続けるのは危険です。

なぜなら、トイレに不満があるということはトイレを我慢しているんです。

実際に気に入らないトイレを使っている場合、排尿回数が減り、排尿時間は倍以上になるという研究結果もあります。

では、なぜトイレを我慢させてはダメなんでしょうか?

これは結論から言うと、尿結石や特発性膀胱炎(下部尿路疾患と言います)のリスクが高まると言われているからです。

猫の粗相は泌尿器の病気の可能性もあります。

  • 血尿が出ている
  • 排尿ポーズをとるが尿が出づらい
  • 排尿時に鳴く

…などの症状が見られる場合は、迷わず動物病院を受診してください。

泌尿器の病気は命に関わることがあります。

猫におすすめのトイレ

これまで多くの研究者が猫が最も好むトイレの条件について様々な研究を重ねてきました。

猫が最も好むトイレは、下記の条件を満たすトイレです。

  • できるだけ大きなトイレを選ぶ(横幅50cm以上)
  • 猫砂は鉱物系を選ぶ

猫のトイレにおすすめの猫砂

これまで猫砂の好みについての研究がいくつか行われてきました。

Neilson(2001)らは、固まるタイプの猫砂を好むことを発見、

さらにBorcheltらも同様に15種類の猫砂のうち、粒が小さい固まる猫砂を好むことがわかりました。

鉱物系は自然の砂にもっとも近いものです。

さらに東京猫医療センターの服部先生・ライオン商事の共同研究(JCVIM, 2020)によると鉱物系の猫砂を最も好むことがわかりました。

以上の結果を踏まえると、がっちり固まる粒が小さい鉱物系の猫砂を選ぶべきだということがわかります。

猫が好む猫砂の特徴

  • 粒が小さく、自然の砂に近い
  • がっちり固まる猫砂
  • 重量があってかきごごちが良い

鉱物系に含まれるベントナイトは危険?

ベントナイトとは、鉱物系の猫砂の主成分で、猫砂がおしっこで固まるのはこのベントナイトのおかげです。

今のところベントナイトを含む鉱物系の砂の使用と特定の病気の発症との関連は報告されていません。

ベントナイト中毒の猫の1例という症例報告は存在しますが、これは異食症の猫ちゃんが鉱物系の猫砂を大量に食べてしまった…というレアケースです。

ただし、砂ぼこりはなるべく吸わないに越したことはありません

(これはベントナイトに限った話ではなく、木製・紙製など他の猫砂でも同じです)。

猫砂を選ぶ際は、砂ぼこりが立ちにくい鉱物系を選ぶのが良いと思います。

猫のトイレにおすすめできない猫砂

猫砂は鉱物系以外にも多くの種類が存在します。

主に猫砂は以下の5種類に分類できます。

  • (鉱物系)
  • 紙製
  • 木製
  • おから
  • シリカゲル

鉱物系以外の猫砂は猫のことを考えるならおすすめできません。

砂の粒の大きさ

紙製・木製・おから製の猫砂は鉱物系と比較して粒が大きすぎます。

粒が大きいと肉球に当たる感触を嫌がることが多く、

猫のトイレが気に入らないサインであるトイレの縁に乗ったり、足をかけたりすることがあります。

またシステムトイレ用の猫砂も粒が大きいです。

固まりが悪い

過去の研究では、猫はしっかりと固まるタイプの猫砂が好きだということがわかっています。

鉱物系以外の猫砂は固まりづらく、スコップですくうとポロポロと崩れてしまいます。

崩れてしまった尿を含む猫砂はスコップでは回収しづらく、どうしてもトイレ内に残ってしまいます。

固まる力が弱いとポロポロ崩れて猫トイレ内に残り、残った猫砂の臭いや汚れを気にする猫は結構多いです。

また全く固まらないシリカゲルタイプは、過去の研究でも猫からの人気がないことがわかっています。

軽すぎる

猫にとって、砂のかき心地も大事です。

そのため、自然の砂に近いある程度の重量感があった方が猫に好まれやすいです。

紙製や木製・おから製、シリカゲルがあまり猫に人気がないのは、軽すぎて砂のかき心地が悪いのも原因の1つです。

猫のトイレにオススメな猫砂の選び方

以上のことを踏まえて、猫砂の選び方は以下の条件を満たしているものになります。

  • ほこりが出にくい鉱物系
  • 無香料
  • 消臭効果が高い

ホコリの少ない鉱物系

前述の通り、猫人気No.1は圧倒的に鉱物系の猫砂です。

愛猫のことを1番に考えるなら、鉱物系の猫砂一択です。

ですが、鉱物系の欠点の1つにホコリが舞やすいことが挙げられます。

ネット上では鉱物系猫砂の主成分・ベントナイトの危険性を指摘した記事がありますが、ネットにかいてあるほど危険なものではありません。

とはいえ、砂ほこりは吸い込まないに越したことはありません。

ホコリの少ない鉱物系猫砂を選ぶようにしましょう。

鉱物系の猫砂はペレットタイプと砂タイプに分かれます。

ペレットタイプはホコリが舞にくいようにペレット状に加工されたもの。

砂タイプはより粒が小さく、ほぼ見た目は自然の砂と一緒のものです。

メリット デメリット
ペレットタイプ 砂ぼこりが舞にくい 粒が大きい
砂タイプ 自然の砂により近い 砂ぼこりが舞やすい

1番のおすすめはダストカットされた砂タイプですが、値段が気になるようであればペレットタイプが良いでしょう。

猫砂は「無香料」

最近、香り付きの猫砂が増えてきていますが、無香料と香り付きどちらの猫砂が良いのでしょうか?

Horwitz (1997)らは、香り付きの猫砂を使用することが粗相をしてしまう危険因子である可能性を見出しました。

その後、Sung and Crowell-Davis (2006)とNeilson (2011)は、猫が香り付きの猫砂と香り無しの猫砂の間で好みを示さなかったと結論づけています。

「消臭力の高い」猫砂

最高の猫トイレを目指すためには、やはり「臭いのコントロール」も重要です。

ニールソンらは、通常の猫砂よりも消臭効果のある炭素を含む猫砂が好まれることを発見しました。

さらに、CottamとDodman(2007)らは、臭気除去スプレーを使用した方が猫の不満行動と粗相の頻度が減少することを発見しました。

最近の猫砂の中には消臭剤が含まれているものも多くあります。

消臭効果の高い製品を選ぶ方が良いでしょう。

猫砂の深さ

猫砂の種類も大事ですが、猫砂の深さもすごく大事です。

トイレで悩んでいる方って猫砂の量が少ないんですよね。

猫が少し砂を掻いただけでトイレの底が見えてしまうくらいでは浅すぎです。

5cmくらい入れれば十分かなと思います。

上記の点を満たす砂にすれば、排泄後はガンガン砂をかきまくり。

もちろん、固まる力も非常に強く、数秒でがっちり固まります。

がっちり固まるため、崩れにくく消臭効果も高いです。

ペレットタイプの鉱物系猫砂なので、ホコリが少ないのが特徴です。

鉱物系猫砂のデメリット

このようにメリットが多い、鋼鉄系の砂ですが、

デメリットは

  • トイレに流せない
  • 重い
  • 高価

という点です。

おすすめの猫トイレトレー

猫トイレって種類がたくさんあって難しいです。

結論から言うと、愛猫のことを1番に考えるなら、とにかく大きいトイレを選ぶべきです。

  • 猫はどんなトイレを1番好むのか?
  • 猫トイレの正しい選び方

などを科学的根拠に基づいて詳しく解説します!

サイズが大きいトイレ

複数の過去の研究によると、猫はとにかく広くて大きいトイレを好むことがわかってきました。
以下に過去の研究をまとめます。

著者・年数 トイレの大きさ 結果
Guy et al, 2014 50 cm × 50cm
v.s 86 cm × 86 cm
86 cm × 86 cmの方を好む
McGowan et al, 2017 89 cm × 89 cm × 17 cm
v.s 41cm × 30cm × 10 cm
89 × 89 × 17 cmで粗相なし
41 × 30 × 10 cmでは粗相あり
井上ら, 2020(JCVIM) 40cm v.s 50cm v.s 60cm 50cm・60cmを好む

上記から、少なくとも横幅50 cm以上のトイレを選ぶ必要があることがわかります。

しかし、市販されているトイレは小さく、この条件を満たしているトイレを提供できている方は少ないです。

そのため、「トイレのサイズ」は意識して選ぶ必要があります。

カバー付きのトイレ

Griggらはカバーの有無でトイレの使用頻度は変わらないと報告していました。

一方、Beugnetらはトイレの表面積が同じであれば、カバー付きのトイレを好む傾向がある(統計学的有意差はなし、P=0.086)と報告しました。

どうやら猫はカバーの有無はあまり気にしない、むしろカバーがある方が好きかも?ということがわかってきました。

カバー付きトイレはにおいがこもるので猫はあまり好まないんじゃないか?と思っていたので、これらの結果は意外でした。

トイレは無防備な時間なので、隠れて用を足す方が安心するのかもしれません。

ただし、カバーがあるとトイレの中が見えにくくなるので、トイレのお掃除がおろそかにならない自信があることが前提条件です。

また、カバーなしを好む猫も少数いたようなので、これは愛猫の好みを試してみるのが良いかもしれません。

このトイレは猫専門医の獣医師監修のトイレです!

上記でご紹介した東京猫医療センターの服部先生とライオン商事さんの共同研究を元につくられた、猫のことを第一に考えられた猫トイレです。

猫のトイレ変更時・変更後の注意点

トイレを変更するときは必ずこれまで使っていたトイレはそのまま置いておきましょう。

快適なトイレにしたとはいっても、突然トイレが変わると猫もびっくりします。

新しいトイレに慣れるまでの暫くの間、古いトイレも隣に置いてあげてください。

猫トイレのおすすめの数

猫トイレは通常、頭数+1個置くべきだと言われています。

単頭飼いの場合は新しいトイレ+古いトイレの2つでしばらく様子を見ましょう。

慣れてきたら古いトイレを大きいものに変えても良いですし、猫砂を鉱物系に変えるだけでも良いでしょう。

また、最適なトイレや猫砂を揃えることも大事ですが、一番大事なのは常にトイレを清潔に保つことです。

最低でも一日2回は排泄物を捨ててあげましょう。

そして1ヶ月に1度は猫トレイを丸洗い・猫砂をまるごと交換します。

またある研究によると、猫はおしっこやうんちに限らず、何か”もの”がトイレに入っていることを嫌うようです。

例えば、掃除用のスコップはトイレの中に放置するのではなく、トイレの縁やトイレ外にしまう方がベターです。

トイレを置く場所

トイレを置く場所は、よく過ごす部屋に置くのがおすすめです。

というのも、よく過ごす部屋はエアコン等がついていて快適な室温のことが多いですよね。

特に冬は寒い部屋にトイレを置くと、猫はトイレを我慢します。

寒いとトイレがめんどくさくなるのは猫も一緒です。

また、食事とトイレが近いと嫌がる猫ちゃんも結構多いので注意してください。

猫がトイレを失敗、粗相した場合

粗相してしまった場合、1番大切なことは猫を叱ってはいけないということです。

拭き取ったペーパータオルなど排泄物の臭いがするものをトイレの中に入れておきましょう。

臭いを嗅いだり、そわそわし始めたら、抱っこしてトイレまで連れていってあげるのも良いです。

ホルモンスプレーを使う方法

フェリウェイスプレー(Feliway Spray)猫用
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Feliway Sprayは、猫頬腺由来フェロモン様物質を配合したスプレーです。

猫の緊張緩和や問題行動の防止に適しています。

猫は、自分の取り巻く環境が快適と感じた時、頬から分泌される猫頬腺由来フェロモンを壁や飼い主の足にこすりつけるマーキング行為を行います。

Feliway Sprayに配合されている猫頬腺由来フェロモン様物質は、猫頬腺由来フェロモンを模したよく似た働きをする物質です。

旅行やクリニック受診によるストレスを和らげるほか、壁や家具への引っかき行為、オシッコの撒き散らし(尿スプレー)などの問題行動に有用です。

また、猫が安心感を得ることで、問題行動へとつながるストレスをやさしくケアします。

自宅
引っかきやオシッコの撒き散らしなど、猫がいたずらをした場所を消毒用アルコールなどの消毒液できれいにし、乾いてからスプレーします。

毎日スプレーを行うことで、いたずらの回数減少が期待できます。

旅行・診察時
キャリーバッグに入れる15分前に、バッグの内側(四隅と天井・床面)にスプレーします。

吐き気や嘔吐を防ぐためにも、出かける6時間前までに食事を済ませておくことが理想です。

猫がトイレを気に入っているサイン

猫トイレを大きい+鉱物系に変えたら、愛猫がそのトイレを気に入ってくれたか確認します。

トイレが気に入らないサイン、例えばトイレの縁に足をかけたり、トイレ以外の床や壁をカリカリしなくなるはずです。

また猫がそのトイレを気に入っている場合、こまめにトイレを使うようになり、また排泄後にしっかり砂をかけるようになります。

  • 排泄後、猫砂をしっかりホリホリして排泄物を隠そうとする
  • トイレを我慢しなくなるので、トイレの回数が増え、1回あたりの排泄量も少なくなる

こういった仕草が見られるようなら、愛猫がそのトイレを気に入っている証拠です。

トイレを我慢しなくなるので、ストレス軽減・泌尿器予防にもなります。

 

 

 

正しい知識以外に病院の選び方も非常に重要です!

ネットで検索すると、いろんな情報が出てきて混乱して、
逆に不安になったことってありませんか?

ネット記事を読むときは、内容を鵜呑みにするのではなく、
情報のソースや科学的根拠はあるか?記事を書いている人は信用できるか?など、
その情報が正しいかどうか、信用するに値するかどうか判断することが大切です。

とっても大事なこと

愛猫や愛犬のわずかな変化に気付き、守ることができるのは飼い主様だけです!

病気になった時も、獣医師がしっかり説明をして、飼い主様が正しい知識を理解をして、ペットを含め、3者がともに協力しないといい結果は得られません。

本ブログでは、1匹でも正しい予防や治療を受けてペットと楽しい時間をできるだけ長くできるように、報告に基づいてわかりやすく解説しています。

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no dogs & cats no lifeをモットーに、現役獣医師が、科学的根拠に基づいた犬と猫の病気に対する正しい知識を発信していきます。国立大学獣医学科卒業→東京大学附属動物医療センター外科研修医→都内の神経、整形外科専門病院→予防医療専門の一次病院→地域の中核1.5次病院で外科主任→海外で勤務。

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